現役の美容師が伝える、働く女性におすすめしたいハイライトカラーの魅力とおすすめのデザイン！
2023/09/23
《ハイライトカラーとは》
髪に明るい線のような部分を作る事をハイライトと言います。
ハイライトを入れる場所、
入れるハイライト（線）の太さ、
ハイライトの色、
ハイライト意外の部分の髪色、
など細かくこだわる事でその方お一人お一人に合わせたこだわりカラーを作ることができます！
《ハイライトカラーの魅力》
① 普通のカラーよりデザイン性が高くオシャレに見える
②髪の毛の立体感をカラーで演出することができるのでボリュームをだしやすくなったり、巻いたりアレンジをしなくても動きが見えやすくなる
③髪の毛の色が何色か混ざっている状態なので根本のプリンが気になりづらくなる
④白髪をすくってハイライトにすることができるので白髪染めなしで白髪をぼかしやすくなる
などと言った魅力がたくさんあります！
《長さ別ハイライトデザイン》
ショートボブ
☆後頭部の丸みをより綺麗に見せるハイライトカラー
切りっぱなしボブ
☆シンプルなヘアスタイルにエッジを効かせた細めなハイライトカラー
ミディアムレイヤー
☆過去のブリーチ履歴をブリーチなしの部分と馴染ませるためのハイライトカラー
ロング
☆デザイン重視の目立ちやす太さのハイライトカラー
ロング
☆暗めのカラーリングに透明感を出すためのシークレットハイライトカラー
リモートワークで髪色の自由が効く方のデザイン重視のハイライトも
お仕事的にあまり派手には出来ないけど普通のカラーよりはデザインが欲しい方のハイライトカラー、
結ぶ時、または下ろして巻くときだけ見えたいハイライトなどなど
ハイライトのパターンはたくさんあります！
このようにたくさんのデザインや色を楽しんでいただけるが
ハイライトカラーの魅力です！
髪質や気分、ライフスタイルに合わせたデザインをご提案します！
ぜひご相談ください！
ライフスタイルに合わせたハイライトカラーデザイン
ハイライトのデザインは髪の長さだけでなく、
どのくらい見えたいか、
どうゆう意味合いでデザインを入れたいのか
が、大切になっていきます。
今回はそのライフスタイルに合わせたデザインの種類をご紹介します。
巻き下ろしに似合うハイライトカラー
髪全体の明るさを出すためのハイライトカラー
暗めのシンプルな髪型、髪色に陰影をつけるハイライトカラー
一部分だけ色味をビビットに出す為のハイライトカラー
白髪ぼかしの為のハイライトカラー
（オンカラー前のベースブリーチの状態です）
顔まわりの白髪が気になる部分に細かくハイライトを入れることでぼかすことができます！
地毛を活かしたハイライトカラー
まず最初は他のハイライトと変わらずホイルを使ってブリーチでデザインを入れます。
流す際に細いホイルで分け取りながら
ブリーチしたところと地毛が混ざらないようにしていきます。
ブリーチしたところのみまたホイルで色を重ねるとこのようになります。
ハーフの方で元々の地毛がアッシュ感が強いとても綺麗なお色をされていました。
ご自身も地毛が明るく気に入っていらっしゃるとのことでしたので
ハイライトだけ足したいというご要望に応え、全体は染めずにハイライトを入れた部分のみ染めました！
細かい作業のため少し時間はいただきますが、
ハイライトの部分だけ染めてデザインを楽しむこともできます。
伸びてくる髪との境目はできないので根本がプリンになることも無いのでしばらく染め直しが出来ないタイミングなどでもとてもおすすめです！
年代別のハイライトカラー
20代におすすめするハイライトカラー
ビビットな色味をわかりやすく出すためのハイライトもおすすめです！ブリーチをすることで発色がより高彩度にできますので色味がより濃く見せることができます。
30代におすすめするハイライトカラー
全体を柔らかく明るくするため、
色味の透明感を増させるためにシークレットハイライトがおすすめです。
どんなお色にも合うハイライトとなっていますのでお仕事上はっきりとデザインがわかる感じは避けたい方や、そこまで明るくしすぎないで、でもまろやかに見えるくらいには暗くなくていい方におすすめです！
こちらのお色はオリーブ系の色を入れておりますが他のアッシュも、ベージュ系のナチュラルカラーも、春先や秋によく出る暖色系のお色も全部ぴったりのデザインです。
40代におすすめするハイライトカラー
白髪ぼかしのアッシュグレー系に見えるハイライトがおすすめです。
白髪が気になって来たからと言って白髪染めをするのではなく、その部分をデザインに変えてオシャレに楽しむためのハイライトです。
白髪染めのカラー材にはどうしても白髪をしっかりと染めるために茶色の色素が入っています。
そのためカラーのバリエーションも狭まりますし、思ったより暗めの発色にせざるを得ない場合が多くあります。
ですがそこをむしろ明るくするチャンスと捉えてハイライトを入れると、色の幅もむしろ広がりますし、伸びて来たプリンの感じや白髪の目立ち方も圧倒的に気になりづらくなります！
せっかくの個性ですのでポジティブに捉えてオシャレで楽しめるカラーに出来ますよ！
よくある質問
Q,ハイライトカラーの色持ちってどれくらい？
A 9トーン以上の明るめのカラーだった場合3週間〜1ヶ月くらい
6〜8トーンくらいの比較的暗めのカラーだった場合は1.5ヶ月から2ヶ月くらい保ちます。
ただどのくらいの明るさだったとしてもハイライトの線がぼかしてくれるのであまり根本のプリンが気になりづらいのがメリットです！
Q,1回ハイライトカラーにしたら、ずっとハイライトにしないとダメですか？
A ダメではありませんが逆にハイライトを消すのが難しいですので、ましハイライトのデザインを無くそうと思ったら伸ばして切ってを繰り返すという方法になります。
もしくは、確実に全て消し切れるわけではないのですがローライトを入れると言う方法もあります。
そして続ける場合は2ヶ月ペースでカラーをされる方でしたら2回に1回くらいハイライトを入れられると綺麗にデザインが保たれます！
Q,職場で明るくできないんですが、何か良い方法はないですか？
A ハイライトのデザインを細目に入れるのがおすすめです。
太さがあると目立ちやすくなってしまいますので、細めに入れれば問題ないと思います。
もしくは耳周りや襟足にかけては太さも細すぎずに入れて下の方で結ぶ場合は見えないようにして、
下ろして巻いたり、上の方で結んだら見えるように、調節をすることができます。
全体を明るく見せたかったら細くたくさん入れたり、デザイン性をわかりやすくしたかったら全体は暗めにハイライトだけ明るく、など工夫をしてすることが出来ますのでぜひ細かく相談しながらハイライトを入れていきましょう！
