美容師さんの雇用形態って考えた事ありますか？ 知らなかった.. そんなに沢山種類があったなんて..
2021/02/09
働き方改革などもあり、世の中的にもすごく柔軟に考え、今や色々な働き方の形が...
ありますよね？？
美容師さんにも沢山の働き方があります！！
ここで知識をつけて自分なりの働き方を、見つけていきましょう！！
美容室経営者TAKUMIが雇用の形を解説します☆
美容師の雇用形態について
働き方にはどのくらい種類があると思いますか？
美容師さんの雇用形態を項目ごとに考えていきます。
正社員
今現在美容室では1番多い雇用形態となります。
一般的に、雇用期間の取り決めがなく、会社が決めた所定労働時間を働いている労働者を正社員と呼んでいます。
基本給や休日の数、有給休暇など美容室の一員として会社の一員として、働いている時間が長い分、労働に対する給料と雇用の条件面が1番強く守られている働き方です。
【向いてる人】
・誰かと協力していける方や、集団生活の中でチームワークを大切に自分の力を発揮出来る方。
・会社の考え方や方向性に賛同して、自分自身の目標や方向性を見いだし、やりがいを感じる事が出来る方。
【向いてない人】
・誰にも縛られたくない方。
・自由な働き方を求める方。
・自分自身でやりたい事を強く明確に持っている方。
パート/アルバイト
短時間労働者をパート/アルバイトと呼びます。
パートとは、正社員より短い所定労働時間で働く労働者の事となります。
雇用期間の取り決めがある場合が多いです。
美容室では出産をした美容師さんや育児などで時間に制限がある美容師さんなどが選ぶ働き方です。
【向いてる人】
・育児や介護などで、働ける時間に制限がある方。
・フルタイムではなく、職場復帰を考えている方。
【向いてない人】
・働ける時間に制限があり、収入面が下がってしまう為、しっかりと稼ぎたい方。
派遣社員・契約社員
・派遣社員とは派遣元の会社に雇われ、勤務先に派遣される形の働き方です。
正社員やアルバイト、パートなどは勤務する会社に直接雇われる形となります。
美容室ではあまり少ない働き方ですが、人手が足りない美容室に対して美容師さんを派遣するという会社もあります。
・契約社員とは、1年や半年など、働く期間を契約で定めた上で、企業に直接雇われる社員となります。
法律上では１回に契約できる期間は最長で3年となります。
今は働く側も働き方を選べると共に、美容室としても考えを持った上で、労働者に対して契約期間をもうけて雇用する形も多く存在します。
【向いてる人】
・色々な職場環境で働きたい方。
・一つの会社にずっと所属したくない方。
【向いてない人】
・ 一つの会社にずっと所属したい方。
・人間関係をよりしっかりと構築していきたい方。
・その会社内で出世を目指していきたい方。
業務委託
聞いた事ありますか？
業務委託とは企業に雇用される形ではなく、企業から業務の依頼を受けて働く働き方です。
仕事内容を話し、いくらの金額で、どのように働いていくか等、仕事の内容にあわせて契約を結んで働いていきます。
今や色々な業種でこの業務委託という働き方を取り入れている事が多いです。
美容師でも業務委託として働いて方は沢山います。
【向いてる人】
・時間を有効的に活用したい方。
・誰にも縛られる事なく、自由に働きたい方。
・自分自身でしっかり自己管理が出来る方。
【向いてない人】
・自分のやりたい事や目標が明確にない方。
・労働や対価、お金関係全般の管理が苦手な方。
美容師の業務委託について
では実際に、美容師として業務委託という働き方は、どんなメリットとデメリットがあるのでしょうか？
メリット
基本的には、どうゆう契約内容かによって変わりますが、労働時間に対する対価は高いといえます。
実際にやった仕事に対して報酬をもらう形なので、自由度も高く色々な企業との委託契約により必要な仕事を適正な報酬でという、すごく合理的な考え方となります。
契約を結ぶ企業にとっても雇用契約が無い分、社会保険料など雇用として会社が負担する金額面が無いため、良いと考えている企業も多いです。
デメリット
デメリットは保証の部分です。
仕事があれば報酬はもらえますが、仕事がない場合、安定した収入も無くなる。というのが現実です。
雇用契約が無いため、個人事業主として開業して確定申告なども自分で行っていく形が多いです。
個人事業主としてやる場合、トータルの総収入に対して、経費などをマイナスして算出した金額が年収となり、税金面では考え方によっては良いと考える人もいます。
※注意としては、正社員は社会保険料などが引かれる前の総支給額が年収となるのに対して、業務委託の年収は色々な部分をマイナスして算出した金額になる為、年収は低くくなりやすく、住宅ローンなどが組みにくいのも現実です。
個人事業主としての結果が全てに反映してきます。
まとめ
色々な働き方がある美容業界。
自分にあった働き方はありましたか？？
美容師としては、自分の働き方を見つけて、楽しく働いていける事が大切ですよね♪
参考にしていただき、同じ美容師としてこれからの美容業界を盛り上げていきましょう！！
